3.鏡花水月樓(TEЯRA Version)
作詞:jun
作曲:NAOKI MAEDA
夢も明日さえも見えない この瞬間に佇み
動けないまま 光の粒 探していた
ねえ…甘く煙る面影に 問い掛ける
ふわりと微笑む 眼差し 今は消えて
ねえ…何を見つめ、何を謳っているの?
君のその聲は 變わらずに ただ
あの日を 重ねるのに…
剎那の光を纏い 行き著く先は、何處へ?
夢も明日さえも知れない この瞬間に溺れて
見失って氣付く程 哀しい結末は無い
君が望む場所 そこに何が見える?
溢れる眩しさに滿ちた 未來(あす)は見える?
ねえ…いつも目を伏せていた事 憶えてる
闇夜に、孤獨に、戾らない時間の意味に
ねえ…君が樂園と呼ぶのは そう、まるで
迷宮の姿を潛めて きらきら誘う蜃氣樓
水面に 映った光 觸れれば 壞れてゆく…
實像と虛像の 狹間を 搖蕩って…
歪む 色彩は全て 創られた幻
鮮やかに搖ら搖らと 惑わせる萬華鏡
君が踴る場所 流れる風と共に
いつしか崩れ落ちてゆく その日を待つ
夢も明日さえも知れない この瞬間に溺れて
見失って氣付く程 哀しい結末は無い
君が踴る場所 無常を知らせる樣に
儚く 崩れ落ちてゆく ただ靜かに…
「何が、真實なの?」
手を翳して、叫ぶ
見失った足元に
哀しく殘る 痕跡
君が望む場所
そこに何が見える?
溢れる眩しさに滿ちた
未來(あす)は、見える?
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